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活動報告

活動報告

愛知県日進市「平成29年度 自動走行の社会受容性実証実験事業」

日進市(http://www.city.nisshin.lg.jp/ )
愛知牧場周辺の渋滞対策及び観光による地域づくりとしての地域交通の充実
○2017年7月12日~14日
○非遠隔型(レベル3)
○名鉄米野木駅→愛知牧場 往復(3キロ)




【実施結果】
日進市では28名のモニター試乗を含めた自動運転の実証実験を実施した。米野木駅から目的地までは道路勾配も少なく、見通しの良い道路が続いており、35Km~40Kmで安定した走行を行うことができた。割り込み車両等も少なく、オーバーライドの回数は比較的少なかった。
マックスバリュ前交差点の右折は、信号や対向車両、横断歩行者を適切に認識し、スムーズに走行することができた。季節が7月ということもあり、愛知牧場周辺道路の区間は草木が路肩まで茂っており、走行時にそれらを障害物認識することがあった。モニター調査があったため、乗り心地の向上に向けて、ノッキングを軽減させるための調整に時間を要した。

【今後の課題・施策の方向性】
障害物認識の制御について、自然が多い郊外の道路においては季節に応じて事前に取得した三次元データと実環境の形状が一致しなくなるケースがある。道路周辺の環境確認を始め、システム側の障害物検出範囲の設定や物体の確認機能等を強化していく必要があると考える。
拠点となる駅と観光地を自動運転システムでつなぐことで、観光客の回遊性、利便性が向上し、公共交通に代わる新たな移動サービスの実現可能性が考えられる。


【新聞掲載一覧】
中日新聞なごや東部版(H29.6.18、7.15)  日本経済新聞(H29.7.15)
日経産業新聞(H29.7.19)

【テレビ放映一覧】
メ~テレ UP!(H29.7.15)


実証実験対象地域と実施日および行政課題

※岡崎市における実走主体はアイシン・エィ・ダブリュ(株)、豊田市における実走主体は国立大学法人名古屋大学となります。


実施体制

 


平成29年度自動走行実証推進事業における愛知県からの結果については下記サイトをご覧ください。

愛知県 産業振興課  平成29年度自動走行実証推進事業の結果 について

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/sangyoshinko/h29seikahoukoku.html


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