2019年12月14日(土)に当社は、飛島村、国立大学法人名古屋大学、株式会社ティアフォー、および、損害保険ジャパン日本興亜株式会社との5者間による自動運転技術を活用したモビリティサービスの実用化に向けた実証実験を実施いたしました。
■実証実験の目的
本実証は、飛島村内において自動運転の実運用モデルを入れた実証実験を行い、今後の実装および普及に活用可能なデータを取得すると共に、サービス運営にあたっての交通環境の課題整理、経済性、社会受容性等の検討や、自動運転サービスによる飛島村への効果検証と実情に沿った交通サービス事業のあり方を検討いたしました。
■実施スケジュール・内容
日時 2019年12月14日(土) 10時~16時
運行ルート 北避難場所(愛知県海部郡飛島村元起)周辺
非遠隔型自動運転にて走行
■実施体制について
役 割 | |
飛島村 | 基礎自治体としての協力 |
国立大学法人名古屋大学 | 社会実装への技術研究と助言 |
㈱ティアフォー | 自動運転に係る技術提供、および自動運転実証実験のオペレーション |
損害保険ジャパン日本興亜㈱ | リスクアセスメント(事故の予防)と走行中の安心見守り(事故の監視) |
アイサンテクノロジー㈱ | 実証運行全体調整、高精度3次元地図作成 |
■使用車両
「自家用車型自動運転車両」 トヨタ レクサスRX改造車両 自動運転ソフトウェア「Autoware」※ と事前に作成した3D地図により走行 自己位置推定、障害物認識の機能を実装 ドライバ1名+オペレータ1名乗車(試乗者=同時2名) |
出発式の様子です。
久野時男村長のほか村民ら約五十人が実際に乗車し、先端技術を体感頂きました。
配車アプリを使って自動運転の車を呼び出す技術が、公道実験として国内で初めて使用されました。
併せて、ゴルフカートタイプの自動運転車両の展示を行いました。
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2019年12月15日中日新聞 CHUNICHI Web「飛島で自動運転実証実験 村長や村民ら50人乗車」
https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20191215/CK2019121502000059.html