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活動報告

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「国営平城宮跡歴史公園 特別史跡・世界遺産「平城宮跡」を舞台とした “パークスマートチャレンジ”」レポート

国営平城宮跡歴史公園(奈良県奈良市二条大路)において株式会社NTTドコモが実施予定の、新技術を活用した公園のスマート化に向けた社会実験となる「新たなモビリティサービス」の社会実験に参加をいたしました。

この取り組みは、国土交通省の新技術を活用した公園のスマート化に向けた社会実験「平城宮跡歴史公園スマートチャレンジ」の公募テーマの一つ「新たなモビリティサービス」で、来園者の回遊性と満足度の向上を実現するための社会実験となり、本テーマは株式会社NTTドコモが採択され、当社も自動運転技術の面より協力いたしました。

本公園は、特別史跡・世界遺産「平城宮跡」の保存・活用を図ることを目的とした国営公園であり、年間約140万人の来園を目標に取り組みが推進される中、広大な園内を回遊する移動手段の提供が、来園者拡大に向けた課題となっています。本社会実験は本公園内における将来的なモビリティサービスの実装に向けた取り組みとして、来園者の回遊性と満足度を向上させるための知見を収集することを目的として実施されました。ここでは初日の様子をレポートいたします!

実験概要
今回の実証実験にて試験的に提供する移動支援サービスは、(1)自動運転車による定点間送迎、(2)パーソナルモビリティによる朱雀門ひろばの回遊支援、(3)シェアバイクによる園内回遊支援の三つとなり、当社はその中の(1)自動運転車による定点間送迎に参加をいたしました。

自動運転車による定点間送迎とは
「踏切北側ポイント」、「復原事業情報館」にそれぞれ乗降場を設定し、自動運転車による定点間の送迎サービスを提供しました。特に、「踏切北側ポイント」から「復原事業情報館」への片道ルートでは、本社会実験の他テーマ採択者である凸版印刷株式会社にご協力を頂き、利用者の方に、観光ボランティアによる、歴史公園の説明を受けていただくとともに、モビリティの移動に合わせゴーグル装着することで、「平城宮跡の歴史価値を伝えるVR(仮想現実)体験」を車上で行いました。

実験期間
(1)自動運転車による定点間送迎の試験期間:2019年11月29日(金)~12月1日(日)


昨日は雨も降りましたが、実験初日は晴天に恵まれました。

 

Mileeの屋根部分に搭載されたLiDARです。

 

オープニングイベント参加者による記念撮影の様子です。

 

初日復原事業情報館~北東停止ポイント(約267m)間の往復のコースとなります。
往路は平城宮の現風景を、復路はゴーグルを装着しVR(仮想現実)コンテンツをお楽しみ頂きました。

 

 

併せて、遠隔地より見守りを行いました。


 


【関連情報】
2019年11月22日 株式会社NTTドコモ関西支社
「新たなモビリティサービス」の社会実験を国営平城宮跡歴史公園で開始
~モビリティサービスを活用したスマートシティの実現に向けて~
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/kansai/page/191122_00.html

2019年11月23日  ロボスタ
自動運転車やロボットタクシー、小型モビリティが集合!VR 平城京ガイドツアーも
国交省「平城宮跡歴史公園スマートチャレンジ」
https://robotstart.info/2019/11/23/hejyokyu-mobility.html

2019年11月29日 日本経済新聞
平城宮跡、自動運転車など組み合わせ回遊 NTTドコモ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52783980Z21C19A1LKA000/

2019年11月29日 奈良テレビ放送NEWS
新たな移動支援サービス平城宮跡で社会実験

 

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