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活動報告

活動報告

愛知県春日井市「平成29年度 自動走行の社会受容性実証実験事業」

春日井市(https://www.city.kasugai.lg.jp/ )
高蔵寺ニュータウンの新たな移動手段の確保による先進的なまちづくりモデルの構築
○2018年1月22日~26日、29日、2月4日~5日
○警察庁新ガイドライン対応遠隔型(一般公道実証)
○春日井市保健センター→新池公園区間(1キロ)




【実施結果】
2回目となる公道での遠隔型自動運転の実証実験を実施した。
出発地の保健センターを右折で出る際、交通量が多く、かつ歩道を通行する人も確認しなければならないことから、そのタイミングが困難であった。このため、安全確保措置として警備員を配置し、出発のタイミングをライダー認識だけではなく、保安要員の目視も入れて自動運転を実施した。
交差点においては、自動で信号認識を行い左折した。今回の実験では、従来のカメラによる信号認識に加え、信号サイクルを自動運転システム側へ組み込み、相互補完する形で実施した。ライダーと三次元地図のマッチングは必須で、今回の実証実験では午前中一時雪が降る場面があった。小粒の雪であれば障害物検知を行わず走行が可能となるが、大粒の雪が降った場合、障害物としてとらえてしまう可能性があるため、雪の間は実験を一時中断した。

【今後の課題・施策の方向性】
カメラによる信号色の検出だけでは、逆光時等に認識率が低下する可能性があり、今回の実験において信号サイクル情報を組み込んだことで、より正確性が高まることを確認することができた。
春日井市においては、ニュータウンの最適な交通分担の確立に向けて、地域の交通事業者を巻き込んだ形で検討会を立ち上げ、研究を開始したところである。今回使用した乗用車に加え、名古屋大学が所有するカートや小型モビリティなど、ニュータウン内の輸送ニーズに応じ、最適な移動サービスとしての活用の可能性が考えられる。


【新聞掲載一覧】
日本経済新聞(H30.1.24、2.6)    読売新聞(H30.1.18)
読売新聞地方版(H30.2.6)       毎日新聞(H30.2.6)
朝日新聞(H30.2.6)          中部経済新聞(H30.2.6)
中日新聞(H30.2.6)          日刊工業新聞(H30.2.6)
共同通信(H30.2.5)          京都新聞(H30.2.5)

【テレビ放映一覧】
NHK ほっとイブニング、ニュース845(H30.2.5)
東海テレビ みんなのニュースONE(H30.2.5)
中京テレビ キャッチ(H30.2.5)      CBCテレビ イッポウ(H30.2.5)
メ~テレ UP! (H30.2.5)         テレビ愛知 夕方サテライト(H30.2.5)


実証実験対象地域と実施日および行政課題

※岡崎市における実走主体はアイシン・エィ・ダブリュ(株)、豊田市における実走主体は国立大学法人名古屋大学となります。


実施体制

 


平成29年度自動走行実証推進事業における愛知県からの結果については下記サイトをご覧ください。

愛知県 産業振興課  平成29年度自動走行実証推進事業の結果 について

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/sangyoshinko/h29seikahoukoku.html


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