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活動報告

活動報告

【徳島県那賀町】自動運転車両運行実証実験を実施いたしました

公共交通が少なく住民の移動手段の確保が喫緊の課題となっている山間部の徳島県那賀町(なかちょう)において、自動運転バスの運行を目指した実証実験が実施され、当社も参画いたしました。
また、2024年11月27日(水)、28日(木)、29日(金)の3日間は実証調査の効果検証のため、一般試乗についても実施されました。

【運行期間】
一般試乗:2024年11月27日(水)~11月29日(金)
※運賃無料

【運行ルート】
乗降場所:
那賀町役場相生庁舎
→阿井交流センター前
→那賀町役場鷲敷庁舎
→阿井交流センター前
→那賀町役場相生庁舎
※国道195号線を運行しました。

【実証実験車両】
車両名: Minibus(ミニバス)
最大運行速度: 35 km
乗車定員: 16人

 

【所要時間】
1往復50分(1日6便)

【関連情報】
広報なか 24年10月(P.15) 那賀町自動運転バス
https://www.town.tokushima-naka.lg.jp/fs/5/7/7/2/3/0/_/広報なか10月号(No.225_naka).pdf


那賀町は徳島県の南部に位置する町で、徳島県の自治体としては三好市に次いで2番目に広い町域を有しており、景勝地としても知られています。

 

 

那賀町自動運転実証実験は、那賀町役場の鷲敷庁舎と相生庁舎をつなぐ路線バスのルートで行われ、運転手が監視しながらシステムに運転操作を任せる「レベル2」で実施されました。

 

那賀町では社会実装を見据え、5年、10年先に地域住民の皆様により良いサービスの提供が行えるよう、町民の方々への社会受容性の裾野を広げると共に、隣県の自治体の皆様にも沢山乗車にお越しいただきました。

 

高齢化が進む那賀町では10月、2つのバス路線が廃止されるなど住民の移動手段の確保が喫緊の課題となっており、将来的には無人で走行する「レベル4」での実験を行い、路線バスの代替手段としての活用を目指しているとの事で、那賀町の新居宏副町長は「移動手段がない住民が増える中、公共交通の維持は重大な課題だ。山間部で自動運転ができるのか丁寧に検証し無人で運転するレベル4の実験につなげたい」と試乗の際に述べられました。


【関連情報】
徳島県那賀町チャンネル
「那賀町自動運転バス実証実験!」

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