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活動報告

【東京都庁-新宿駅】自動運転バス通年運行実施のお知らせ

東京都では、2040 年代における都内全域での自動運転サービスの普及を見据え、2030年頃までに都内8地区程度において先行的に自動運転サービスの導入を目指しています。中でも西新宿地区では、都心部におけるレベル4 自動運転サービスの先進モデル地区として、先行的な社会実装を目指しています。

西新宿地区では、これまでレベル2自動運転による路線バスの実証実験を実施してきており、2025年2月22日からは通年運行に取り組んでおります。

通年運行の開始にあたり、A-Drive株式会社は、自動運転車両・システムの手配、自動運転社会実装に向けた運用支援、コンサルティング、必要機能の開発支援・提供など、アイサンテクノロジー株式会社は、車両・システム総合調整及び高精度3次元地図の提供の分野より参画しましたのでお知らせします。

自動運転バス通年運行開始日
2025年2月22日~(土・日・祝のみ)
※2025年2月22日~2025年2月24日は「地域公共交通確保維持改善事業」

乗車地
新宿駅西口 地下ロータリー(東京都新宿区西新宿1丁目5)
~都庁第一本庁舎
~都庁第二本庁舎
~新宿駅西口(到着)

運賃
運賃:大人190円、小人100円

【自動運転バス乗車概要】
2025年2月22日~、自動運転バスの通年運行を実施
・ご乗車は有料です。
・ご乗車については、全席事前予約制となります。(1便あたり13席)

※詳細は京王電鉄バスホームページをご確認ください。(外部サイトリンク)
https://www.keio-bus.com/news/e0d70ada9b1ef0cd3535.pdf

【関連発表】
また、本事業に先がけて、東京都において西新宿エリアを自動運転の「推進区域」として設定することが、東京都より発表されました。

2025年1月31日「西新宿エリアを自動運転の「推進区域」として設定し、早期の社会実装を支援していきます!」
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2025/01/31/02.html
(東京都ホームページ ※外部サイトリンク)

早期に自動運転レベル4の社会実装が見込まれる西新宿エリアを「推進区域」として設定し、域内における社会受容性向上の取組の他、行政手続や関係者調整等を効率化するなど、事業者等が進める自動運転の社会実装を支援していくことを目的としています。


西新宿ではこれまで、レベル2の自動運転バスを使った実証実験が行われてきましたが、ついに今年度からは「通年運行」がスタートとなります。
記念すべき初日となった2月22日からの3日間は、国の「地域公共交通確保維持改善事業」としての運行。今後は土日祝日を中心に定期的な運行が予定されています。

この取り組みは、東京都が2040年代の都内全域での自動運転サービス普及を見据え、2030年頃までに先行的に8地区で導入を目指しているという大きな構想の一環。西新宿エリアはそのなかでも、都心型のレベル4自動運転の“先進モデル地区”として位置づけられており、未来への扉が開こうとしている場所なのです。

今回の運行ルートは、新宿駅西口の地下ロータリーを出発し、東京都庁第一本庁舎、第二本庁舎をめぐって再び西口へ戻るという、観光にも通勤にも便利なショートコースです。

運賃は大人190円、小人100円と、お財布にもやさしい設定ですね。

全席予約制で、1便あたり13席。安心して快適に乗車できるよう工夫されています。

自動運転バスでありながら、とてもスムーズで静かな走行。緩やかなカーブや停車位置の正確さには、技術の進化を感じざるを得ません。沿道では、立ち止まってバスを見守る通行人からは、「もうこんな時代なのだねぇ」といった驚きと期待の声が聞こえてきました。

今回の通年運行では、A-Drive株式会社が自動運転車両・システムの手配や、社会実装に向けた運用支援、そして必要な機能の開発などを担当しています。
そして、私たちアイサンテクノロジー株式会社は、車両・システムの総合調整や高精度3次元地図の提供というかたちで参画しています。まさに、技術と運用の両輪で、この未来の交通を支えます。

自動運転技術は、少子高齢化や交通の担い手不足という社会課題の解決にもつながる大きな可能性を秘めています。
私たちアイサンテクノロジーも、この新しい交通の形を支える一員として、これからも地道に、確実に歩みを進めていきたいと思います。西新宿の未来は、もう始まっていますね。

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