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活動報告

活動報告

【埼玉県深谷市】自動運転バス試乗会に参加をしました。

深谷市は、2023年6月に埼玉工業大学を始めとした7事業者と「深谷自動運転実装コンソーシアム」を組成し、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の採択を受け、昨年に引き続き本年度も自動運転レベル4の実現へ向けた取組を推進しました。

『深谷自動運転実装コンソーシアム』の連携協定を締結しました
https://www.city.fukaya.saitama.jp/soshiki/toshiseibi/toshikeikaku/tanto/kokyokotsuzenpan_1/fukayazidounten_1/14777.html

当社は、A-Drive株式会社と共に、運転手不足、運行路線の維持等の交通課題解決に向けて、深谷市内公共交通への自動運転技術の導入を目指して参画いたしました。

実証実験概要
1.開催日時:2025年2月10日(月)から2月12日(水)までの計3日間
一般募集枠 :2月11日(火)(祝日)の1日間
2.運行ルート:深谷駅南口を発着地点とした計:約5.1㎞(所要時間:約20分間)
3.自動運転バス車両について
自動運転EVバス(Minibus v2.0)を使用

詳細は深谷市のホームページへ (※外部リンク)
https://www.city.fukaya.saitama.jp/topics/17650.html


実証実験本番の様子をレポートしていきます!

初日となる、2月10日は、試乗会出発式が開催されました。

 

出発式後は集合写真を!皆さん良い笑顔ですね。深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」も場を盛り上げていました。

 

自動運転車両のラッピングは、ふっかちゃんがモチーフに!

今回は、計3日間の試乗会で延べ約180人の方々にご参加いただきました。

2月11日の一般試乗会は、祝日ということもあり、多くのご家族連れの姿が見られました。
「自動運転って、思ったより自然だった」「おじいちゃんにも安心して乗ってもらえそう」——そんな温かい声を直接耳にし、技術者たちも喜びと責任を再確認する機会となりました。

実際に乗車された方からは、「かなり滑らかで、人が運転しているみたいだった」といった感想も多く聞かれ、快適な走行が実現できていたことを実感しました。

また、停留所で休憩中には地域の方々から「これは新しい自動運転の車両ですか?」と話しかけられる場面も多く、すでに地域に自動運転の取り組みが認知され、浸透していることを感じました。

さらに、「いつから一般の人も使えるようになるの?」といった期待の声も多く寄せられ、受容性の高さがうかがえました。

ふっかちゃんの人気も相まって、多くの方が足を止めてくださり、コミュニケーションが生まれていたのも印象的です。試乗後に「よかったです!」と声をかけていただけることも多く、地域の皆さまにとっても、未来の公共交通を実感できる良い機会になったと感じています。

法定速度内でゆるやかに走行するバスには、レベル2の自動運転技術が搭載されており、安全を最優先に運用されています。
(※ドライバーが同乗し、必要に応じて手動操作が可能なレベルです)。

 

私たちアイサンテクノロジーは、単なる“技術提供者”にとどまらず地域に寄り添い、課題を理解し、解決へ向けてともに歩む「共創のパートナー」でありたいと考えています。
今回の試乗会で得られた走行データやアンケート結果は、今後の技術改良・運行設計に活かし、将来的には無人での運行を可能とするレベル4の自動運転実現を目指します。
運転手不足や公共交通の維持といった全国的な課題に対し、私たちは“地域に根ざしたテクノロジーの力”で応えていきたいと考えています。

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