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活動報告

活動報告

【愛知県名古屋市】ガイドウェイバス(愛称:ゆとりーとライン)への自動運転技術導入に向けた大型自動運転バスによる実証実験に参加をしました

名古屋市では、ガイドウェイバス志段味線(愛称:ゆとりーとライン)において、自動運転技術を活用した新たなシステムの導入を検討しています。この検討の一環として、昨年度に引き続き、大型の自動運転バスを走行させ、車両制御の精度を検証する実証実験を本年度も実施し、当社も参加いたしました。

また、市民のみなさんにはゆとりーとラインの高架区間で導入を目指している自動運転技術を体験いただくことを目的として、試乗会を開催いたしました。

自動運転バスの実証実験について
ゆとりーとライン高架区間の幅員や急カーブを部分的に再現した閉鎖環境で、ハンドルやアクセル・ブレーキ操作を自動化した大型の自動運転バスを走行させて、目標とするコースをどのくらい正確に自動運転できるか、加速や減速時の乗り心地などを検証しました。

1.実験期間
2024年12月16日(月)~12月27日(金)
(一般市民向けモニター試乗:2024年12月24日(火)、25日(水))

2.実験概要
(1)実験場所
名古屋市が所管する守山南部処分場(愛知県尾張旭市)の管理通路

(2)実験車両
当社保有の大型自動運転バス「エルガ」
試乗会定員     各回15名

 

【関連情報】
2024年11月29日 名古屋市
報道資料 令和6年11月29日発表 ガイドウェイバスへの自動運転技術導入に向けた大型自動運転バスによる実証実験を実施します
https://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000180682.html


ゆとりーとラインは2001年に開業した、大曽根(名古屋市)と高蔵寺(愛知県春日井市)を結ぶバスで、運行区間は大曽根~小幡緑地~志段味・高蔵寺方面で、名古屋市内の大曽根~小幡緑地6.5kmは高架専用軌道、小幡緑地~志段味・高蔵寺方面は一般道を走り、「ガイドウェイバスシステム」と呼ばれる交通システムを採用しています。
「ゆとりーとライン」沿線地区の人口の増加が見込まれており、増車による輸送力の強化が必要とされています。 一方で、現行のバスは高架区間を走るために特殊な設計になっていて増車が難しく、自動運転バスの導入が検討されており、検証が行われました。

樹々が紅葉する中、名古屋市が所管する守山南部処分場の管理通路空間(閉鎖空間)において、走行を行いました。

 

バスの車内に取り付けたカメラを用いて、遠隔地より車両内の見守りを行いました。

 

「自動運転の車に初めて乗ったが、比較的スムーズに運転できていた」「思ったよりスピードがあった」
「自動でハンドルが回るのがすごいと思った」
「少し不安に感じる部分もあったので技術の進化に期待したい」と、試乗会体験者の皆さんより様々な意見を頂戴しました。

自動運転によるバス走行風景

自動運転によるバス走行風景(遠隔監視)

一般試乗では、数多くの方に試乗いただくと共に、関係者試乗においてもみなさんから、満足いく走行であった旨のコメントを各種頂戴しました。


【関連情報】
2024年12月25日 名古屋テレビ(メ~テレニュース)
スムーズな運転だった」自動運転バス実証実験で市民が乗り心地を体験 愛知「ゆとりーとライン」

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