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活動報告

活動報告

【三重県桑名市】鉄道駅と観光施設を結ぶ国内最長レベルの路線において自動運転実証実験を実施しました

桑名市では、少子・高齢化に伴う運転手不足への対応、慢性的な交通渋滞の緩和、交通に起因する環境負荷の低減といった地域交通を取り巻く課題を抱えており、 市内の交通空白地を解消しつつ、安全かつ円滑で持続可能な地域公共交通手段を確保していくため、これまで自動運転の実用化に向けた取り組みを実施してきました。

令和6年度も前年度に引き続き国の補助事業に採択されましたので、自動運転レベル4の実現に向け以下の通り実証実験が実証され、当社も参画いたしましたのでお知らせします。

走行期間:2025年1月7日(火)~1月31日(金)
※一般試乗:2025年1月28日(火)~1月31日(金)
走行場所:近鉄 長島駅~なばなの里~ナガシマスパーランド
運行距離:片道約12.5km
最大速度:35km/h (※自動運転時)

運行車両:Minibus

【参考】
2025年1月16日 桑名市
自動運転レベル4の実現に向けた実証実験を実施します
https://www.city.kuwana.lg.jp/documents/2666/2024press.pdf
(※外部リンク)


2025年1月28日は天候にも恵まれる中、出発式が開催され、伊藤 徳宇桑名市長は「既存の公共交通には多くの課題もある。事故なく安全な実証実験を行いたい」と述べられました。

 

弊社取締役 佐藤直人からは祝辞を述べさせていただきました。

 

この後、運転手が乗ったうえで、加速やハンドル操作などを自動で行う「レベル2」で運行するバスの試乗会が行われました。
ウェルカムゲート前より走行スタートです!

 

今回は近鉄長島駅⇔ナガシマスパーランド間をなばなの里などを経由しながら、約1時間のロングライドとなりました。
実証実験で往復約25kmの道のりを走るのは、国内最長レベルとなりました。

ナガシマファームバス停前

 

走行中の運転席の様子です。

 

また、長島地区市民センターより、遠隔での見守りがなされ、遠隔監視室よりバス車内に向けて音声で乗客案内が実施されました。

なばなの里バス停前

 

 

近鉄長島駅バス停前

 

湯あみの島バス停前

 

車幅が特に狭い道路においては、大型車両の対向車を障害物として認識してしまうケースもあり、今後の課題として挙げられる一方で
試乗された方からは、「最大速度:35km/h だけど、体感としてはもっとスピードが出ているように感じる」
「このバスが自動運転ということを忘れてしまうような乗り心地」とのお声も頂きました。


【関連情報】
2025年1月28日 三重テレビNEWS
運転手不足解消へ向け自動運転バス実証実験 ナガシマスパーランドと近鉄長島駅間でなばなの里など経由し1日4往復 三重・桑名市

2025年1月28日 NHK(三重 NEWS WEB)
完全自動走行目指し自動運転バスの実証実験 桑名市
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20250128/3070014436.html


自動運転バス「Minibus」
https://aisan-mobility.com/lineup/adv/

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