道の駅「妹子の郷(いもこのさと)」を拠点とした自動運転サービスにおける実証実験に参加をいたしました。
本件は高齢化が進行する中山間地域における人流・物流の確保のため、「道の駅」等を拠点とした自動運転サービスの2020年までの社会実装を目指し、国土交通省が2017年度より実証実験を行っているものです。同省が2017年度に全国13ヶ所で実証実験を開始し、2018年度には、「妹子の郷」を含む5ヶ所で実施されました。
〇期間:2019年3月16日~3月20日(水)
〇場所:JR湖西線和邇(わに)駅から道の駅「妹子の郷」(滋賀県大津市和邇中528番地)を経由し、山間部の葛川地区(滋賀県大津市葛川坊村町)に至る約18.2km
【参考資料】
道の駅「妹子の郷」を拠点とした自動運転サービス実証実験における記者発表資料はこちらをご覧ください。
https://www.kkr.mlit.go.jp/news/top/press/2018/ol9a8v00000184t8-att/181130-2chikijikenkyougikai1.pdf
「中山間地域における道の駅等を拠点とした自動運転サービス実証実験」はこちらをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/road/ITS/j-html/automated-driving-FOT/index.html
【実証の目的】
実証実験は、総合病院への通院、市役所支所への移動などの高齢者の日常生活の支援、貨客混載による道の駅への農産物輸送および日本二百名山の一つである武奈ヶ岳等と「道の駅」を結び新たな観光の流れの創出を目的として行いました。
【実験の特徴】
平日は主に地域住民、土日は観光客の利用を想定し行き先や停留所などパターンを変えて実験を行いました。
また、区間により特定条件下における遠隔型自動運転や、条件付きで運転手が座る非遠隔型自動運転で走行いたしました。
山間部に位置する葛川学区は2017年10月時点で人口251人、60歳以上の割合が61.3%と高齢化が進み、交通の手段の確保が大きな課題となっています。
乗降場「坂下」の様子です。
乗降場「葛川中学校前」の様子です。
「アスパラ菜」が道の駅「妹子の郷」まで運ばれていきます。
乗降場「道の駅妹子の郷」の時刻表です。日によってパターンを変えて運行しました。
大津市役所葛川支所にて