本展示会は、「循環」をキーワードに、循環型社会の実現に向けて「知恵・技・匠」で来場者と一緒に考える「場」とすることをテーマとする中、当社は、会場内に設けられた特設ブースで自動運転車両が走行するデモンストレーションを行い、人とクルマの交流の場となることを目指しました。
デモンストレーションに際して、当社と自動運転事業に関わるきっかけのご紹介や自動運転車両、高精度地図についての説明を実施した後、会場内の特設コースを2週走行しました。
1週目は自動運転の走行挙動、2週目は同じ状況を自動運転ソフトウェアとセンサーの画面を前のモニターに表示しながら、どのように自動運転をしているのかを説明しました。
車両には、前後左右と上部の5か所にセンサーが設置され、そこから出る赤外線で障害物の位置が認識できる仕組みになっています。
停車している他の車を自動でよけて走行したり、歩行者に見立てたマネキンの前で自動で停止したりしていました。
またデモンストレーション後には、自動運転の現状や、課題などについてのディスカッションを行いました。
自動運転AIチャレンジ企画の講演と自動運転デモンストレーションには、立ち見が出る程の人だかりで注目の度合いが伺えました。
自動運転AIチャレンジ企画の講演は、名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所河口 信夫 教授が自動運転AIチャレンジで使用されるソフトウェアAutoware※の現状と多様な移動イノベーション「超学際※※」での取り組みを紹介しました。また、スマートモビリティチャレンジに参加した学生の方と河口先生とのディスカッションが行われました。
※自動運転システム用オープンソースソフトウェア。The Autoware Foundationの登録商標です。
※※学問分野の隔たりを取り除き、更に社会と学術の壁を乗り越え、異なる立場や価値観をもつステークホルダーが協働で社会の課題解決に取組むこと
最後になりますが、沢山の方に展示会に足を運んでいただき、誠にありがとうございました。
今回、ご紹介させて頂いた内容につきまして、ご不明点やご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも、アイサンテクノロジーをよろしくお願いします。
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2023年7月10日 レスポンス「【人とくるまのテクノロジー2023名古屋】新会場でスケールアップ、313社が最新技術を紹介」
https://response.jp/article/2023/06/13/372078.html