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活動報告

活動報告

【愛知県常滑市】2024年度自動運転バス一般試乗(市街地周遊ルート)に参画しました

イオンモール常滑周辺地域において、コミュニティバスを想定したダイヤで走行する自動走行技術検証に参画をいたしました。

運行期間

2024年8月19日(月)から2024年9月6日(金)までの内、
①2024年8月19日(月)から2024年8月31日(土)は愛知県事業として実施
②2024年9月1日(日)から2024年9月6日(金)は常滑市事業として実施

実証実験の概要
◆交差点右左折の自動制御
交差点において車両に搭載したセンサーや障害物認識用のカメラを用いて対向車や歩行者を検知し、ドライバーが介入することなく安全に右左折できることを検証

◆横断歩道の歩行者検知
車両に搭載したカメラで取得した映像を高精度に画像解析し、横断歩道付近の歩行者の有無を自律的に判断します。検知した歩行者に対して、適切に減速・停止することを確認

◆夜間や雨天時などでの走行
夜間や雨天時の走行はカメラ認識精度やセンシング精度が低下するため、昼間の走行に比べて信号や障害物の検知が困難となります。本検証において夜間及び雨天時の自動走行における課題の洗い出しを実施

停留所と運行ルート
・常滑駅・ボートレースとこなめ(コミュニティバス「グルーン」と共用)
・イオンモール常滑(コミュニティバス「グルーン」と共用)
・りんくう常滑駅(北口ロータリー)
・ウィンボとこなめ(コミュニティバス「グルーン」と共用)
※各停留所にて、自由に乗降可能

自動運転バス運行ルート

常滑市WEBサイトより一部抜粋引用
https://www.city.tokoname.aichi.jp/kurashi/1006388/1007426/1007764.html

 

使用車両

ティアフォー 『Minibus』(ミニバス)

運行車両

試乗定員   :13名(運転手・スタッフ除く)
最高速度性能 :35km/h(自動運転時)
自動運転レベル:レベル2

体制図について
①愛知県事業(2024年8月19日(月)~2024年8月31日(土))

②常滑市事業(2024年9月1日(日)~2024年9月6日(金))


愛知県常滑市は愛知県の西側の海沿いに面しており、中部国際空港があることから空の玄関としても広く知られています。また、海沿いにある「りんくう」地区は、夕日と飛行機が同時に眺められるビーチや大型商業施設があり、多くの人でにぎわっています。一方で約千年続く「常滑焼」の街まちとしても有名で、「常滑系招き猫発祥の地」として、そこかしこに常滑焼で制作された「招き猫」を見つけることができ、新しさと懐かしさが融合した街並みになっています。

事業時の風景です。

猛烈に暑い日もある中での走行となりました。自動運転バス車内の運転席の様子です。
ハンドルに手を添える形で走行をしました。

遠隔監視風景です。車載カメラから見るバス車内の様子をうかがっています。遠隔監視室とバス車内は音声でも繋がっていました。

自動運転バス向けのバス停「常滑駅」が駅前ロータリーに一時的に設置されました。

9月2日は伊藤辰矢常滑市長が試乗されました。

イオンモール駐車場内に設置したバス停にも停車し、買い物客の方にもご利用いただきました。

駐車場内は車や人の往来が激しいケースもありましたが、自動運転による物体認識/検知により事故無く走行を遂行いたしました。

りんくう常滑駅北口ロータリーのバス停です。こちらも自動運転バスの停留所が一時的に設置されました。


【関連情報】
自動運転バス「Minibus」
https://aisan-mobility.com/lineup/adv/

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