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活動報告

活動報告

愛知県豊田市「平成29年度 自動走行の社会受容性実証実験事業」

豊田市(http://www.city.toyota.aichi.jp/
中山間地域における高齢者の移動手段の確保
○2017年12月6日~7日、13日
○非遠隔型(レベル3)
○中当町集会所→どんぐりの里いなぶ(3.5キロ)
○実験実施者:名古屋大学 未来社会創造機構
※本実証においての当社の役割は自動運転用地図データの提供となります。



【実施結果】
名古屋大学による実施。自動運転制御のチューニングは、天候に左右され、予定した時間を十分にとることができなかった。道路環境は形状に特徴の少ない山道で緩やかな勾配とカーブが続いた。約100mのトンネルとトンネルを出た先に橋が存在したが、自己位置推定が外れることなく、実施できた。大きくカーブする道路は傾斜がきつく、中央線を跨がないようチューニングすることに時間を要したが、無事に実証を完了した。対向車両の速度が比較的速く、実証中は必要に応じてマニュアル介入を行い対応した。

【今後の課題・施策の方向性】
足助地区において、名古屋大学COIの取組である、高齢者の移動支援のための自動運転実証実験が実施されているほか、国土交通省の道の駅を拠点とした自動運転実証実験のFS実施地域に選定されるなど、実用化に向け、大学や地域交通事業者等との連携体制が構築されている。
このため、住民の間で自動運転に対する理解は形成されつつあり、小型モビリティによる買い物や通院のための移動において活用の可能性が考えられる。


【新聞掲載一覧】
読売新聞(H29.12.14)  中部経済新聞(H29.12.15)


実証実験対象地域と実施日および行政課題

※岡崎市における実走主体はアイシン・エィ・ダブリュ(株)、豊田市における実走主体は国立大学法人名古屋大学となります。


実施体制


平成29年度自動走行実証推進事業における愛知県からの結果については下記サイトをご覧ください。

愛知県 産業振興課  平成29年度自動走行実証推進事業の結果 について

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/sangyoshinko/h29seikahoukoku.html


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