アイサンテクノロジー株式会社(以下、アイサンテクノロジー)は、塩尻インキュベーションプラザ(以下、SIP)を通じた地域企業とのビジネスマッチングをきっかけに、3次元デジタルツイン分野における新たなサービス開発を推進しています。
今回の取り組みでは、株式会社ベガシステム(以下、ベガシステム)との連携開発に加え、一般財団法人塩尻市振興公社(以下、塩尻市振興公社)および塩尻市から、自治体の視点に基づく助言や検証データの提供など、多面的な支援をいただきました。
地域支援機関・自治体・民間企業が連携し、地域課題や自治体ニーズを踏まえながらサービス開発を進めたことは、地域発のDX・デジタルサービス創出事例の一つとなっています。

【DEXIO(デクシオ)】
塩尻インキュベーションプラザ(SIP)を通じたビジネスマッチング
アイサンテクノロジーとベガシステムは、東京の展示会で出会い、その後、双方がSIP内に拠点を持っていたことをきっかけに関係を構築し、情報交換や意見交換を重ねてきました。
その後、DEXIO(デクシオ)の開発において、ベガシステムに住民投稿システム機能の開発へ参画いただくなど、地域企業同士の連携による共創が実現しました。
ベガシステムと共同開発した住民投稿システムは、自治体に対して道路の損傷や危険箇所などの現場情報を住民が投稿・共有できる仕組みであり、自治体と住民をつなぐ機能の一つとして活用が期待されています。

【DEXIO(デクシオ)住民投稿システム】
DEXIO(デクシオ)について
今回の取り組みを通じて開発した「DEXIO(デクシオ)」は、3次元都市モデルなどの空間情報を可視化し、自治体が保有するデータやオープンデータなどを一元管理できる3DデジタルツインWebプラットフォームです。
自治体業務における防災・減災、道路維持管理、インフラ管理などを通じて、地域課題の解決に活用することを想定しています。

【DEXIO(デクシオ)浸水シミュレーション】
塩尻振興公社・塩尻市との連携
今回の取り組みにおいては、塩尻市振興公社および塩尻市からも、多面的な支援をいただきました。
塩尻市振興公社とは、これまでも自動運転の取り組みやKADOにおける高精度3次元地図関連業務などを通じて、幅広い官民連携を推進してきました。
今回の連携においても、企業間マッチングや調整支援を行っていただき、円滑な協業体制の構築につながりました。また、SIPを通じた地域内連携により、企業同士の協業にとどまらず、自治体ニーズを踏まえたサービスの検討を進めることができました。
また、塩尻市にも参画いただき、自治体現場における課題やニーズに関するヒアリング、製品機能に関する意見交換、検証データの提供などを実施いただきました。実際の自治体業務を踏まえたフィードバックを受けることで、より実務に即したサービスの検討につながっています。

【塩尻インキュベーションプラザ】
■地域連携による効果
今回の取り組みでは、「地域企業との協業」「自治体ニーズの把握」「検証環境の構築」を、地域内連携の中で実現することができました。
行政・支援機関・民間企業が同じ方向を向いて連携することで、地域課題解決に向けた新たな価値創出につながっています。
また、単なるシステム開発にとどまらず、地域企業・自治体・支援機関がそれぞれの強みを活かしながら進める「地域発のDXモデル」として、今後の展開も期待されています。
■今後の展開
今後も、SIPを起点とした地域企業との共創やビジネスマッチングを推進し、自治体DXや地域課題解決に資する取り組みを進めてまいります。
また、塩尻市振興公社・塩尻市との連携を深めながら、持続可能な地域DXモデルの構築と、地域発デジタルサービス創出を推進してまいります。
■参考情報
今回の取り組みを通じて開発を進めている3DデジタルツインWebプラットフォーム「DEXIO(デクシオ)」については、下記製品サイトをご参照ください。

https://aisan-mobility.com/lineup/dexio/
■参考URL
塩尻市
https://www.city.shiojiri.lg.jp/
塩尻振興公社
https://kousha.shiojiri.com/
塩尻インキュベーションプラザ
https://sip.shiojiri.com/
ベガシステム
https://www.vega-net.co.jp/
アイサンテクノロジー
https://www.aisantec.co.jp/