Line Up
自動運転バス「Minibus」
都市部や地方都市含めた全国地域において公共交通等の維持確保が困難になりつつある今、課題解決手法の一つとして期待されている自動運転技術。
アイサンテクノロジーは、ティアフォーが生産する自動運転小型EVバス[Minibus]の販売と、自動運転実証実験のノウハウを凝縮した導入サービスを提供することで、全国各地域での自動走行プロジェクトを支援し、社会実装を加速させます。
Minibus

ホワイトレーベルMinibusは、自動運転機能に対応した電気自動車(EV)の生産を加速させる新たなソリューション「fanfare」のラインアップです。
ティアフォーは完成車メーカーと提携し、完成車メーカーから提供される車両に対して、ステアリングやブレーキ等の駆動系の電動化モジュールおよびレベル4水準の自動運転機能に対応した電気電子アーキテクチャを開発しました。これにより、後付けのソフトウェアによって、サービス提供時の自動運転機能を定義可能な設計にする事を実現することができました。
本車両が提供する電気電子アーキテクチャは、自動運転機能に特化したセンサーやコンピュータ、電動化モジュールに対して単一故障による制動不能や操舵不能を防ぐための冗長化設計を行っており、保安基準に適合可能な水準を満たしています。
今回ラインナップに追加されたMinibsu2.0にて自動運転レベル4での実証実験を実現します。
製品仕様
車両名 | Minibus | Minibus 2.0 |
---|---|---|
車長:車幅:車高 | 7,190mm : 2,300mm : 3,050mm | 7,200mm : 2,300mm : 3,060mm |
ホイールベース | 4,760mm | 4,760mm |
乗車定員 | 23名 (座席15人+運転席1人+立ち席7人) *自動運転時は16名(座席のみの使用を推奨し、15席+運転席1席) |
28名 (座席11人+跳ね上げ席4人+運転席1人+立ち席12人) *自動運転時は16名(座席のみの使用を推奨し、15席+運転席1席) |
最高速度 | 35 km/h (手動時は70km/h) | 35 km/h (手動時は70km/h) |
航続距離(参考値) | 約150km | 約200km |
最大登坂度(参考値) | 20% | 18%(参考値) |
最小回転半径(参考値) | ≦7.9m | ≦7.9m |
充電出力(CHAdeMO) | 50kw | 90kw |
充電時間(CHAdeMO) | 約2時間 | 約1.5時間 |
充電出力(AC三相5線 400V) | 50kw | 50kw |
充電時間(AC三相5線 400V) | 約2時間 | 約2時間 |
センシングデバイス | LiDAR / カメラ / RADAR | LiDAR / カメラ / RADAR |
その他装備 | GNSSおよびIMU | GNSSおよびIMU |
天候 | 晴れ、曇り、雨 (降水量 15 mm/h 以下) |
晴れ、曇り、雨 (降水量 15 mm/h 以下) |
---|---|---|
照度 | 1~10,000lux | 1~10,000lux |
左折 | 走行可否 : 可能 | 走行可否 : 可能 |
---|---|---|
右折 | 走行可否 : 可能 | 走行可否 : 可能 |
車線変更 | 走行可否 : 可能 | 走行可否 : 可能 |
障害物回避 | 走行可否 : 可能 | 走行可否 : 可能 |
対象認識 | 20cm立方体以上 | 20cm立方体以上 |
白線認識 | 行わない | 行わない |
標識認識 | 行わない | 行わない |
信号認識 | 信号認識(カメラおよびV2I) | 信号認識(カメラおよびV2I) |
MRM | 有り | 有り |
その他特徴等 | ・世界20か国以上で活用実績のあるオープンソース自動運転ソフトウェアであるAutowareを搭載 ・自己位置推定は高精度3次元地図を活用 ・合流可能 ・交差点右左折(専用信号有、無) ・トンネル走行可能 ・社内緊急停止ボタンによる停止可能 |
サポートメニュー
100か所以上で自動運転実証を実施してきたアイサンテクノロジーの経験を活かしたサポートメニューを準備。
導入場所や運行形態に応じた柔軟なサポートメニューのカスタマイズが可能。
■サポートメニュー 例
メンテナンス
- ソフトウェア :
- システムモニタリング、自動運転ソフトウェア
- ハードウェア :
- センサー、電子部品
運行管理
- 運行管理システム導入トレーニング
実証支援
- チューニング(調律)、ルート変更/拡張、テクニカルサポート