ご相談・ご依頼 見積もり依頼

NEWS

活動報告

活動報告

愛知県岡崎市「平成29年度 自動走行の社会受容性実証実験事業」

岡崎市(http://www.city.okazaki.lg.jp/index.html )
障がいのあるこどもたちの拠点(医療、福祉)をつなぐ
○2017年11月3日、6日
○非遠隔型(レベル3)
○こども発達センター→岡崎市民病院→三河青い鳥医療療育センター(3キロ)
○実験実施者:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
※本実証においての当社の役割は自動運転用地図データの提供となります。



【実施結果】
アイシン・エィ・ダブリュ㈱による実施。道路環境は勾配、カーブが連続するものの、直線区間もあり、片側2車線で速度が出やすい状況であった。昨年度から自社の研究開発の一環として継続的にチューニングを重ねており、ルート全線において非常にスムーズな走行を行うことができた。一部周辺の風景が変わらない直線の橋の区間約300メートルは、自己位置推定が外れたため手動運転に切り替えて実施したが、自動運転から手動運転への切り替えのタイミングなど、事前に運転手に適切にアナウンスされ、技術レベルの高さが確認できた。また、速度調整やカーブへの進入、乗り心地など安定していた。

【今後の課題・施策の方向性】
自動運転の制御や搭載しているHMIを含め、全体的に完成度の高い自動運転であったが、自己位置推定が不安定になる箇所においては、位置精度の向上又はそれを補完する技術が必要であると考える。

企業と市、フィールドを提供する各拠点による協力の下、引き続き将来の自動運転サービスを見据えた自動運転技術の深化に向け取り組んでおり、行政課題解決の可能性が考えられる。


実証実験対象地域と実施日および行政課題

※岡崎市における実走主体はアイシン・エィ・ダブリュ(株)、豊田市における実走主体は国立大学法人名古屋大学となります。


実施体制

 


平成29年度自動走行実証推進事業における愛知県からの結果については下記サイトをご覧ください。

愛知県 産業振興課  平成29年度自動走行実証推進事業の結果 について

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/sangyoshinko/h29seikahoukoku.html


記事一覧へ

エリア

アーカイブ