活動報告

アイサンテクノロジー株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：加藤 淳）は、栃木県が主体として推進する『栃木県ABCプロジェクト^※1』において、自動運転実証実験の実施および高精度3次元地図の作成を主な役割として、参加をいたしました。

本プロジェクトは、本実証実験運営主体である、株式会社 建設技術研究所（本社：東京都中央区、代表取締役社長：中村 哲己）をはじめ、株式会社ティアフォー（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：武田 一哉）、損害保険ジャパン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：西澤 敬二）、株式会社フィールドオート（本社：埼玉県深谷市、社長：渡部 大志）、そして、埼玉工業大学（本部：埼玉県深谷市、学長：内山 俊一）と共に、高精度3次元地図とGNSS及びLiDARを用いた自動運転システムによるマイクロバスを運行する実証実験を実施します。また、実験の目的に対して、走行安全性、社会受容性、ビジネスモデル可能性の観点から実験結果を検証いたしました。

※1　栃木県では、『栃木県ABCプロジェクト』として、自動運転システム（Autonomous）を導入した路線バス（Bus）の本格運行を目指した挑戦（Challenge）を行っています。

（１）実験日時：　令和3(2021)年6月6日(日)から令和3(2021)年6月20日(日)まで
※6月7日(月曜日)と6月14日(月曜日)は運休
※9:00～16:00（1日5往復、10便を運行）
（２）運行区間：　道の駅もてぎ～茂木駅～ふみの森もてぎ（往復約3.7km）
（３）車両概要
日野リエッセⅡ（マイクロバスタイプ）

（４）実施体制図

※2　損害保険ジャパン株式会社、株式会社ティアフォー、および、株式会社フィールドオートは、当社委託先として参加をします。
※3  埼玉工業大学は、株式会社フィールドオートの委託先として参加をします。
参考資料：栃木県プレスリリース
「栃木県ABCプロジェクト「自動運転バスに乗ろう＠茂木町」の実施について」
https://www.pref.tochigi.lg.jp/h03/houdou/20210507abcproject-press.html

真岡鐵道 真岡線の終着駅がある栃木県茂木町において、自動運転バスの栃木県ABCプロジェクト』が6月6日(日)より始動しました。
それでは本プロジェクト初日の様子をお伝えします！

当日は天気に恵まれた実証実験となりました。
今回の実験で活躍をした自動運転車両リエッセです。バス車両が車両いっぱいの「いちご」にラッピングされています。
栃木県マスコットキャラクター「とちまるくん」と茂木町のマスコットキャラクター「ゆずも」と一緒に撮影です。

後方の伴走車両も、ピンクの「いちご」ラッピングが施されています。この2台が走行すると遠方からでも視界に捉えることができ、注目を集めていました。

出発式は10時より開催され、福田富一栃木県知事、古口達也茂木町長ほか関係者が試乗いたしました。

福田知事は試乗後のインタビューで「快適な乗り心地に感心」したとコメントされていました。
午後には、一般試乗も始まり、当日は約30人の市民モニターの方が自動運転バスを試乗しました。

山道走行中の様子です。

茂木駅付近の様子です。