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3DWING®
精密三次元空間データ生産ツール「3DWING®」
点群データとは、3次元空間上で等間隔の格子状に並んだ点のXYZ座標に、色情報などを組み合わせたデータを意味します。点群データはあくまでも「点」の情報なので、その情報をCADで扱える「面」や「立体」の情報に変換する必要があります。
近年、MMS(モービルマッピングシステム)、ドローン、および固定式三次元レーザースキャナー等の登場により、短時間で広範囲に地形・地物の三次元位置座標を点群データとして取得する技術が急速に進化、普及しています。点群データの利活用に関しては、計測過程において不必要な点群も取得される事より、膨大な点群から必要なデータのみを選別・抽出するための後処理工程と呼ばれる作業が重要になります。
3DWING®は、当社が長年培ってきた高精度測位技術のノウハウを活用した、後処理工程の作業を大幅に効率化する精密三次元空間データ生産ツールです。新開発の3次元点群処理エンジンによる100億点の大量点群読み込みに対応し、世界トップクラスの点群処理機能を実現しました。
更に、MMSデータを用いて、3次元図形の自動生成機能、MMSデータの走行軌跡、写真情報を表示機能など、様々な機能を搭載しており、今まで煩雑で時間を要した点群処理機能を簡単かつ短時間で作業を行う事ができます。
本ツールは多種多様な業界において利用可能なソフトウエアで、豊富な機能や高い処理能力で評価を受けております。システム投資や運用負荷を軽減しながら業務の効率化における支援を進めております。
特徴
- 100億点の点群読み込み対応、三次元点群処理エンジンによる高速描画
- ワンクリックで物体抽出
- 強力な点群フィルタリング機能
- 3次元点群から自動で道路縁、区画線等を自動図化
- 道路標識の自動図化
- 自動図化チェック機能搭載
- 3次元点群上でStaticデータ作成
- 点群上の自動物体認識、点群クリーニング機能
- MMSデータの走行軌跡、写真情報の表示
動画紹介
3DWING®の詳しい内容は、機能紹介ならびに動画マニュアルをYouTubeに公開しております。
物体認識 その②
信号や電柱のような柱状物体を自動で物体として認識し、抽出や削除を行います。
またジョイント部や点群が切れている物体に対しても複数回選択することで一つの物体として認識することができます。
3DWING® MMSViewer
点群と共に三菱電機MMSデータの軌跡情報、写真情報を取り込み、
走行軌跡上の写真と点群の表示を変更していく再生機能、および写真上から座標を取得し三次元図形を作成する事ができます。
・体験版の利用は1社1回限りです。
・体験版のご利用期間は1カ月です。
その他ご利用の注意事項をご確認の上お申し込みをお願いします。