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Dynamic Map(Ð-ADASmap)/Dynamic MapViewer
実環境を情報階層化した自動運転用地図、ダイナミックマップ(Dynamic Map)
高精度3次元地図に渋滞情報や事故による通行規制など、さまざまな情報を集約したデジタル地図をダイナミックマップ(Dynamic Map)と呼びます。この、ダイナミックマップは、人が見るための地図ではなく、車が自動運転を行うために使用される地図となります。
情報の更新頻度に応じて①静的情報、②準静的情報、③準動的情報、④動的情報の4層に分類した情報が統合されています。刻々と状況が変わる道路情報をリアルタイムで活用することが可能なデジタルインフラとなります。
ダイナミックマップは、4つのレイヤー(階層)に分類されています。
- ①静的情報(3次元地図情報)
路面情報・車線情報・建物の位置情報といった3次元地図情報 - ②準静的情報
交通規制の予定や道路工事予定・広域気象予報情報等 - ③準動的情報
事故情報や渋滞情報・交通規制情報・狭域気象情報等 - ④動的情報
周辺車両・歩行者・信号情報といったリアルタイム情報
一般的に普及している自動走行地図は、①静的情報における「各地物の位置や自己位置推定用の点群」で構成されている地図となります。
Dynamic MapViewer
(ダイナミックマップビュアー)
Dynamic Mapの可視アプリケーション
本研究は,内閣府が進める「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)」(JPNP18012)(管理法人:NEDO)によって実施されたものである
Ð-ADASmap(開発中)
アイサンテクノロジーで開発する、「Ð-ADASmap(ディーエーダスマップ)」とは?
当社独自で開発を進めているダイナミックマップ「Ð-ADASmap(ディーエーダスマップ)」は静的情報の高精度3次元地図に加えて、動的情報、準動的情報、および準静的情報を地図側に付与し、自動運転車両側へ配信するシステムとなります。
また、研究用途でのご利用時に、Ð-ADASmapの静的情報、準静的情報、準動的情報、動的情報の各層を可視化するツールとして、Dynamic MapViewer(ダイナミックマップビュアー)を用意しております。